会話が続く!リアル旅会話 11月度
WEEK2:At a café ✈[触っていいか聞く]
🔍ドラマの内容
今日の聞き取りチャレンジは、野生動物学習センターで、触っていいか尋ねるときの会話。動物について学べるプライベートツアーに参加中のサマー先生。出会ったのは、クリクリの目が印象的なワシミミズクです。触ってもいいのか尋ねたいとき、そんなときに使えるきっかけフレーズは。
Can I touch it? :触ってもいいですか?
🔖 Listening Quiz ①
Chief:They’re, um, nocturnal, and they…they hunt their food at night, and they need these large eyes to let in as much light as possible so they can see their prey.
➡:ワシミミズクは夜行性で、夜に獲物を捕まえるので、大きな目が必要なんです。たくさん光を取り込んで獲物を見つけるためにね。
Summer:Can I touch it?
➡:触ってもいいですか?
Chief:Yeah. Go ahead and pet her.
➡:もちろん。どうぞなでてください。
🔖 Listening Quiz Point ①
Chief:Yeah. Go ahead and pet her.
➡:もちろん。どうぞなでてください。
🔍 Listening Quiz Point ① 解説
📝〖Go ahead and pet her:どうぞなでてください〗
Go ahead で「どうぞ(してください)」と相手に許可したり、促したりするときの定番のフレーズです。Go ahead は《[Go ahead and~]の型で「遠慮なく~してください」》という意味になり and 以降に、具体的に何を許可しているか、内容を付け加えて説明することができます。Go ahead and は言い方やシチュエーションによって「どうぞお好きに~すればいいよ」みたいな、ぶっきらぼうな言い方にもなります。
カジュアルな言い回しには Go for it.という言い方もあります。
per her:(ペットを)なでる
pet は「なでる」という意味で、動物に対してよく使われます。動物の性別がわかっている場合 he/him や she/her などの代名詞を使うことあります。この場合、はワシミミズクの性別がメスなので her を使っています。
✅ 会話が続く!リアル旅会話[Go ahead and ~]色々な言い回し
Go ahead and take one.:どうぞ、一つ取ってください
Go ahead and try it.:どうぞ試してみてください
🔊[発音]
ahead の最初の a が速い会話では落ちやすく head に聞こえる。また and の母音が弱く発音され、語尾の dが落ちて「エン」や「ウン」になる。さらに、head の語尾の d は フラップ音(日本語のラ行や、速い d の音のように)に変わり and とつながり「ヘルン」になる。go ahead and 全体は「ゴウヘルン」と発音される。
her のような h から始まる代名詞の h は落ちやすくなります。her の h が落ちると er の発音
が残り、ここでは pet とer がつながって「ペドゥ(pe-der)」のようなイメージにになります。
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🔖 Listening Quiz ②
Chief:Yeah. Go ahead and pet her.
➡:もちろん。どうぞなでてください。
Summer:Ooh. Wow. Very soft. Beautiful.
➡:わあ、すごく柔らかい。きれい。
<このワシミミズクがここに来た経緯について教えてもらったサマー先生>
Summer:And was she born in, um…
➡:彼女が生まれたのは…。
Chief:She was born in…
➡:生まれたのは…
Summer:… captivity?
➡:飼育下ですか?
Chief:Yeah, yeah. She was not a wild owl.
➡:そう、そう。野生ではないです。
Summer:And where…where are they originally, um… Where do they usually live?
➡:もともとの… 通常は、どこに生息しているんですか?
Chief:Throughout Europe and Asia. And then, um, there are small populations in northern Africa.
➡:ヨーロッパとアジア全域です。それから、ええと… アフリカ北部にも少数生息しています。
🔍ドラマの続き
サマー先生はワシミミズクの面白い特性を一つ教えてもらいました。
Chief:We humans have seven neck vertebrae, so knowing that we have seven, how many do you think owls have?
➡:私たち人間には、首の骨(椎骨)が7個あります。では、それを踏まえたうえで、フクロウには何個あると思いますか?
Summer:The answer to... their head goes around pretty far, right? So, I’m guessing. Um, a lot, maybe?
➡:フクロウは頭がかなり回りますよね?うーん、だから、たくさんあるんじゃないかな。
Chief:A lot?
➡:たくさん?
Summer:That have in... Yeah.
➡:たくさんあるかなと。
Chief:So we have seven, they have fourteen, and giraffes have seven.
➡:ええ。私たち人間は7個ですが、フクロウは14個あります。それと、キリンも7個なんですよ。
Summer:Oh, wow.
➡:わぁ、すごい。
Chief:You’re absolutely right. That’s what allows them to turn their heads so much that they can turn it two hundred and seventy degrees.
➡:全くその通りです。だからこそ、フクロウは頭を大きく回すことができて、270度も回転させられるんです。
Summer:Wow.
➡:わぁ。
Chief:So, that’s quite a bit.
➡:まあ、かなりのものですよね。
🔖 Listening Quiz Point ②
Throughout Europe and Asia. And then, um, there are small populations in northern Africa.
➡:ヨーロッパとアジア一帯です。それと…アフリカ北部にも少数生息しています。
🔍 Listening Quiz Point ② 解説
📝〖Throughout Europe and Asia:ヨーロッパとアジア一帯で〗
「ヨーロッパとアジアー帯で・全域で」という意味です。
throughout ~ :~のあらゆる場所に/~の至る所で/~の期間・間ずっと
場所や時間などに使える表現です
throughout the city.:町の至るところに。
throughout history.:歴史を通じて。
throughout my life.:人生を通して。
🔊[発音]
Europe は「ユーラプ」のように発音されます。ここでは Europe と and の d が落ちた
「ウン」とつながって「ユーラプン」のように聞こえます。
Asiaの sia の部分は「シャ」と「ジャ」の中間のような音になり「エイシャ」や「エイジャ」のようなイメージになります。
📝〖and then :それから〗
and then は「それから」という会話の中でつなぎ言葉として使う定番のフレーズです。
and then... や um ... は日本語でいうところの「それから… 」「それで… 」とか「えーっと … 」と、次に言うことを考えているときに、時間を稼ぐときなどに使われます。
📝〖there are small populations in northern Africa:アフリカ北部にも少数生息しています〗
「小さな集団がアフリカ北部に生息している」ということです。
population:人口/(ある地域に住む)全住民・人々/(動物などの)生息個体数・集団
ここでは「人口」ではなく「生息している集団」という意味として使っています。生物学的な文脈でよく使われます。
northern Africa:北アフリカ
アフリカ大陸の北部にある、これらの国々を含む広大な地域全体を指しています。
🔊[発音]
there are がつながって「デウァウ」 small はアメリカ英語では「スマーォ」と発音。
populations は「パピャレイシュンズ」のようになり、ここでは in とつながって「パピャ
レイシュンゼン」のように
Africa は「エァフエカ」が近い発音で northern とつながると「ノウドゥネァフエカ」のように聞こえる。
📘【Variation:触っていいか聞く】
触ってもいい場合。
A:Can I touch it?
➡:触ってもいいですか?
B:If you like! Tortoises are very gentle.
➡:どうぞ!リクガメはとてもおとなしいですよ。
A:Aww, it’s kind of cute.
➡:はぁー、なんだかかわいいですね。
触ってもいいが制限がある場合。
A:Can I touch it?
➡:触ってもいいですか?
B:Only with the back of your hand, please.
➡:手の甲でだけお願いします。
A:Okay, like this?
➡:こうですか?
🔷🔹 会話が続く!リアル旅会話 フレーズ備忘録 🔹🔷
nocturnal:夜行性
let in ~:~を中に入れる/~を認める/(人)を巻き込む
as much light as possible: できる限り可能な多くの光
as much:できるだけ
as much A as B:Bと同じくらいのA/Bするだけの量のA
prey:捕食/餌食/被害者
captivity:監禁/捕らわれている
本来は in captivity で「(動物・魚などが)捕獲される/人間に飼育されている」という意味になります。
wild:野生の/(魚介類などが)天然/気の荒い/野蛮な
tortoise:カメ/リクガメ/(人に対して)のろま
turtle:ウミガメ
gentle:優しい/温和・穏やかな/育ちが良い
the back of one's hand:手の甲
the back of the hand:手の甲
英会話フィーリングリッシュ
講師:サマー・レイン
出演:ウエンツ 瑛士/peco
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