おもてなしの基礎英語 10月度
キーフレーズ[さらに知りたい]
I wonder how long it takes.:一体どれくらいの時間がかかるんだろう。
📝 冒頭の会話より
A : こちらは博多織という伝統工芸です。
B : It look so complicated to make. I wonder how long it takes.
ドラマの会話:町家通りの「ふるさと館」にやってきた飛鳥とオリビア。
Olivia : This is where Miyako is ?
➡:ここに美弥子がいるの?
Asuka : Apparently. Let's go in.
➡:そうみたい。入ってみよう。
Olivia : Watch your head.
➡:頭に気をつけて。
Asuka : Wow ― this place is huge !
➡:おー ここすごく広いな!
Guide:ここは、昔の博多の町家を移築復元した建物です。この建物では光の取り入れ方や、建物の中に自然な空気の流れを生み出すような工夫がされています。
Asuka : This is restoration of an old Hakata house. This style lets in air and sunlight in a unique way. I never knew.
➡:ここは古い博多の家を復元したんだって。この建築様式は空気や光を取り込む工夫が凝らされているそうだ。知らなかったな。
Olivia : You learn something new every day. What's this ?
➡:毎日学ぶことがあるのね。これは何なの?
Guide:こちらは博多織という伝統工芸です。
Asuka : It's Hakata-ori — a traditional handicraft from Hakata region. It look so complicated to make. I wonder how long it takes ?
➡:これは博多織とって、この地方にある伝統的な手法だって。作るのが大変そうだな。いったいどれくらい時間がかかるんだろう?
Olivia : Asuka ! We didn't come here to look at fabric !
➡:飛鳥!織物を見に来たんじゃないのよ!
Asuka : No ? No ! I almost forgot ! Miyako !
➡:あ!忘れるとこだった!美弥子のこと!
🔻🔻 おもてなし基礎英語 キーフレーズ解説 🔻🔻
I wonder how long it takes:一体どれくらいの時間がかかるんだろう。
I wonder〜 は「〜かなぁ(と思う)」と、疑問を独り言のように言う表現です。後ろに疑問詞を使って、遠回しの疑問文にする場合もあります。ドラマの場合は、飛鳥が博多織の素晴らしさに感心している言い方で「すごいものだ、さらに知りたい」というニュアンスがあります。
how long は時間の長さを尋ねる表現です。it takes〜 で「(時間や労力が)〜かかる」という使い方をします。これが通常の疑問形であれば、How long does it take? となりますが、I wonderの中に組み込まれると、今回のフレーズのような語順になります。
I wonder how long it takes の it はドラマでは博多織を作り上げることを漠然と指しています。takes は《 現在時制=現在形を用いて一般的な事実を聞いている 》なので、目の前の作品だけでなく「(一般的に)博多織にはどれ位の時間を費やすんだろう」と言っています。
目の前のある作品を限定していう場合には I wonder how long it took となります。何に時間か掛かるのかを伝えるのには、to~ で付け足して表現します。
✅ おもてなしの基礎英語[ I wonder ~] 色々な表現
I wonder why:何でだろう I wonder how:どうやってだろう
I wonder:どうだろう・なんだろう・そうかな
I wonder who:誰だろう I wonder where:どこだろう
I wonder what's wrong:どうしたのだろう I wonder if it is true:本当かしら
✅ I wonder ~を使って色々な表現
I wonder how long it takes to get over a heartbreak...:失恋から立ち直るにはどれくらいの時間がかかるんだろう…
I wonder how long it takes to collect all of these:全部集めるのにどれくらい時間がかかるんだろう。
I wonder how long it takes to get to the top:一番上に行くのにどれくらい時間がかかるんだろう。
🔊 発音のポイント 🎵
I wonder how long it takes. ― 「 wonder 」の発音は「ワンダー」ではなく「 ワァンダァ」その時に舌を落とし、口をあまり開けずに弱く曖昧に「ァ」と言う。
🔷🔹 おもてなし基礎英語フレーズ備忘録 🔹🔷
This is where ~:ここが〜
⏩ ここで〇〇が起こったんだよ、と状況や出来事を説明する時に使うことができる便利な熟語です。遊びに来た知り合いに観光案内するときなどやお店を紹介する際にも使われます。
This を That に変えると「そこで〜」という意味になります。
・This is where the Olympic games were held:ここがオリンピックの試合が開催された場所だよ。・This is where I usually get my coffee:ここが私がいつもコーヒーを買うところ。
・This is where I came in:ここから先は知っている
Apparently:どうやら/(実際はともかく)見たところでは
Watch your head:頭上に気をつけて
watch your step:足元に気を付けて watch your mouth:口に気を付けて
watch your six/watch your back:背後に気つけて Watch your weight:体重に気を付けて
huge :広い/大きい
restoration : もとの状態に戻ること/復元/復旧/復職
restore:~をもとの状態に戻す
This style lets in air and sunlight in a unique way:この建築様式は空気と日光を独特の方法で取り入れます
⏩ let in は「(中に)入れる」というイディオムです。in a unique wayは「ユニークな方法で」という意味になります。unique「独特な/唯一の/ユニークな」
I never knew:知らなかった ※ 強調した言い方
You learn something everyday:一つ賢くなった
⏩ 直訳すると「人は毎日何かを新しく知る = 一つ賢くなった」何かを新しく知った時の定番フレーズです。「You」は「あなた」ではなく「人は」という意味で使っています。
・You can’t turn right here:ここでは右折はダメです
・You have to take off your shoes here:ここでは靴を脱がないといけない
It's Hakata-ori — a traditional handicraft from Hakata region:これは博多織と言って、博多発祥の伝統工芸です。
⏩ 最初に Hakata-ori という日本語を伝えてから、その言葉を英語で説明する際に使われる定番のフレーズです。from〜は発祥地を説明するときに使います。 region「地域」
complicated:複雑な/(ひどく)込み入った
fabric:布/織物/生地
I almost forgot:忘れかけていた
I almost forgot my umbrella.:もう少しで傘を忘れるところだった。
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