4月:おもてなしの基礎英語 1語からの簡単フレーズ100
キーフレーズ[相手をリラックスさせる]
Make yourself at home.:くつろいでくださいね。
SCENE:東京でゲストハウスを始めた早苗は、友人のジェーンを迎える。
Jane: Hey, Sanae! I made it.
➡:ハイ、早苗!来たわよ!
Sanae: Jane! You come?
➡:ジェーン!来てくれたの?
Jane: Of course! Sorry It took so long.
➡: もちろんよ!ごめんね遅くなって。
Sanae: No problem. I'm so happy to have a friend nearby. Come in, come in!
➡: 気にしないで。近くに友達だ居てくれて本当に良かったわ。さ、入って!
Jane: Wow! What a nice place.
➡:わあ!素敵じゃない!
Sanae: I know.
➡:でしょ?
Jane: This used to be a soba shop, right?
➡:ここはお蕎麦屋さんだったんでしょ?
Sanae: Yep. Here, have a seat. Make yourself at home.
➡:そうよ。ここに座って。くつろいでってね。
Jane: Thanks.
➡:ありがよう。
Jane: What are these?
➡:それは、何なの?
Sanae: Soba dango! I want to serve them to my guests.
➡:そば団子よ!お客さんに出してあげるの。
Jane: Wow! You made them?
➡:わあ!あなたが作ったの?
Sanae: No...my grandma did. Try one!
➡:いいえ…おばあちゃん。食べてみて!
Jane: Mmmm! These are great! Your guest are going to love them.
➡:うーーん!すごく美味しい!
Sanae: Yes!
➡:よし!
Jane: So...How many guests do you have today?
➡:それで、今日は何人、宿泊してるの?
Sanae: Um...No reservations yet.
➡:えっと… まだ1人も予約入ってないんだよね
Jane: What!? It's already been a week!
えっ? 始めてもう1週間も経つじゃない!
🔻🔻 おもてなし基礎英語 キーフレーズ解説 🔻🔻
Make yourself at home.:くつろいでくださいね。
相手をリラックスさせたいときに使う定番のフレーズです。使役動詞 makeは「~を〇〇に状態にする・させる」という意味なので make+(人)+形容詞(句)の型で 「(人)を~の状態にする/(人)を〜させる」という意味になります。例えば You make me happy. であれば「あなたは私をハッピーにする = あなたがいると楽しい」となります。
今回のキーフレーズの at home は「家にいる」ですが、そこから転じて「くつろいでいる」と形容詞のように使います。これに makeと yourself「あなた自身」 を組み合わせて「あなた自信を家にいるような状態でくつろがせなさい」というニュアンスになります。
英語ならではの言い回しで、友人に自宅に招かれて Make yourself at home. と言われたら、「好きな食べ物や飲み物を、冷蔵庫から出して飲んだり食べたりして下さいね」ということです。トイレも同様。勝手に使って下さいということです。日本と違って毎回確認をしなくても良いということになります。
人数が複数人を迎えた場合には . Make yourselves at home.となります。
✅ おもてなし基礎英語 色々な言い回し
Please make yourselves at home.:おくつろぎください。
Make yourself comfortable.:楽にしてください。
You make me happy. :あなたがいると楽しい。
✅ おもてなし基礎英語 フレーズを使ってみよう
A: Welcome to my home.
B: Thank you for inviting me.
A: Make yourself at home.
🔷🔹 基礎英語フレーズ ポイントレッスン 🔹🔷
📘 POINT①
Sorry it took so long.:遅れてごめんなさい。
「時間がこんなに掛かってごめんなさい」と言っています。I’m sorry〜 もしくは、We are sorry〜 の主語プラスbe動詞の部分が省略されています。took は take の過去形で「(時間/労力などが)かかる」という言い方です。so longの soは「こんなに(長く)」と強調しています。I'm sorry late という言い方がありますが、罪や責任が重くない場合であれば、あまり謝りすぎない方が良いです。また、Sorry got the wait という言い方もあって、the wait は「相手が待っていたこと」を意味し、あまり自分が待たせたことを明確にしない表現です。今回のフレーズも同様で、自分が相手を「待たせた」ことの責任をはっきりさせない言い方です。英語のコミュニケーションでは自分と相手が対等であるほうが居心地が良いと考える傾向にあります。逆に自分が相手を「待たせた」ことを明確にする場合には Sorry to keep you waiting や Sorry to have kept you waiting などと言います。
《おもてなしの基礎英語93:Sorry it took so long.》
📘 POINT②
What? It's already been a week!:何ですって? 始めて1週間もたつのに!
It's been はIt is been ではなく It has been の省略形です。現在完了 have been は「ずっと」という継続を意味しているので It's been a week で「(すでに)一週間が経っている」ということです。alreadyは「もう」という意味です。
🔷🔹 おもてなし基礎英語フレーズ備忘録 🔹🔷
I made it.:来たわよ。
「作る」ということではなく、何かを達成したときや、成功したときに「やったね」のように使います。この場合は無事に早苗の家に到着して再開できたことを指しています。
I know.:でしょ
そのまま「私は知っている」ということなので、相手が言った発言をうけて「そうでしょ?」のようなニュアンスで使います。I know, right? 「そう思うでしょ?だよね?」みたいな使い方も定番です。
serve:(食べものや飲み物)を出す/給仕をする
going to love:気に入る
You're gonna love it.:きっと気に入るよ。
yet:まだ
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