英会話定番レシピ 5月度
[説明型⑥]説明語句の自由:名詞節
The problem is that he's married.:問題は彼が結婚しているということなのです。
📝 今回のドラマ
カフェでポールは友人のジュリーを見かけて声をかけています。
Paul: Hi, July, What's new?
➡:やあ、ジュリー。最近何かあった?
July: Hi, Paul. Well, I met a really interesting guy at a bar last Saturday.
➡: ハイ、ポール。そうねぇ先週の土曜日にバーですごく面白い人に会ったのよ。
Paul: Wonderful. So, did he ask to meet you again?
➡:いいじゃん。で、彼は君とまた会いたいって頼んできた?
July: Well, the problem is that he's married.
➡:実は、問題があって彼が結婚してるってことなのよ。
Paul: Oh, that's too bad.
➡:ああ、それは残念だね。
🔻🔻 英会話定番レシピ 今回の基本レシピ 🔻🔻
The problem is that he's married.:問題は彼が結婚しているということなのです。
that節を使った名詞節の文章です。that節とは「〜(という・である)こと」という意味で、that以降の節と組み合わさってできた1つのカタマリです。このカタマリは名詞節と呼ばれて文中で名詞の役割をします。
今回のドラマでは that以降の he's married「結婚している」が thatと合わさって「彼が結婚しているということ」という意味の that節になります。that節で作った名詞節は、主語(S)目的語(O)補語(C)の位置に配置することができます。例えば I know him.「私は彼を知っている」であるならば him が名詞ですが、I know that he is a baseball player.「私は彼が野球選手であることを知っている」の場合、名詞節 that he is a baseball player は目的語として使われています。
📘【that節が持つ意味】
that節の考え方として thatは「あれ/それ」とそのままの意味で思い描いてみましょう。I know that he is a baseball player.で見てみると I know that「私は《(あれ・あのこと・それ・そのこと=詳細な事実)》を知っている」と言い切ってから that he is a baseball player.「彼が野球選手だということ」と言うことで、彼についての詳細を知っているんだというニュアンスが強くなります。ただ単に I know him.と言うのに比べて I know that he is a baseball player.は、彼を知っていて、さらに彼が野球選手だということも知っているということなのです。
📘【節とは】
英語の文法で使われる〇〇詞とは[ 詞=1つの単語]のこと。〇〇句は[ 句=複数の単語]のこと、そして〇〇節は[ 節=主語(S)+動詞(V)が1つのカタマリ]のことです。
名詞節には that節の他に if / whether節 と whr節があり、それぞれ置き換えて言うことができます。節にはこの3つしかありません。
that +主語(S)+動詞(V):〜(という・である)こと
if / whether+主語(S)+動詞(V)or not:~かどうかということ
wh(疑問詞)+主語(S)+動詞(V)
※ テキストでは if と whetherは「~かどうかということ」の同じ意味で扱われていますが、実際には whether節と違い if節には主語の場所に置けない、直後に or not が付かないなど、他にも細かい違いがあります。また if節は目的語としてしか使うことができません。
✅ 英会話定番レシピ:音読で文法を定着させよう
The problem is that he's broke.:問題は、彼が破産していることです。
The issue is that it is not ecological:問題はそれがエコではないということです。
The point is that she is not qualified job. :問題は彼女が仕事をする資格がないことです。
The question is whether he can handle the pressure.:問題は、彼がそのプレッシャーに耐えられるかどうかです
The problem is if we can afford it.:問題は、私たちにその余裕があるかどうかです。
The dilemma is whether we fire he or not.:ジレンマは、彼を解雇するかしないかです
whether には or not が付いてくることが多いです。付いて意味合いが変わる訳ではないですが、強調されたニュアンスになります。whether or not「○○か○○じゃないか」とか「あろうとなかろうと」
The thing is that she has no experience.:問題は彼女が未経験であることです。
🔷🔹 英会話定番レシピ フレーズ備忘録 🔹🔷
ask to do:~を頼む
broke:無一文/破産
口語で使われる表現です
issue:議論すべき重要な話題/問題点
ecological:環境保護/生態学の
qualified:(正規の)資格
handle the pressure:プレッシャーに対処する
afford:(金銭的・時間的・心理的に)余裕がある
dilemma:ジレンマ
The thing is ~:実を言うと~/大切なことは~
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